「映像&史跡 fun」は、映像・テレビ番組・史跡・旅・動画撮影のヒントなどをご紹介するコラムです。


7月7日は会える日(後編)/ 神田明神

【前編】からの続き


◇神田明神の七夕祭り

7月7日、東京・神田明神の「七夕祭り」に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、一年に一度の機会で、ちょうど時間も作れましたので、いそいそと出かけました。
「あかり」ちゃんにも、一年ほど会っていないし、病気平癒のお願いもしたいし、ということで、電車を乗り継いで行ってまいりました。

「縁結び」の大切な日ですので、さまざまなご縁を願う善男善女がたくさんお参りに来ているだろうなと想像しながら行きましたが、案外、若いカップルがたくさんいましたね。
外国人観光客も結構いました。

それよりなにより、境内の文化交流館で、アニメ系のイベントが行われていたため、その若いファンたちでごった返していました。
その名の通り、新旧の文化の交流ですね。
巫女さんや、織姫のようなキャラの絵をたくさん見ましたが、私は、それが誰なのかは、わかりません。。
いずれにしても、神社に人が大勢来てくれることは、にぎやかで、うれしいことですね。


右奥が文化交流館

到着して、すぐに、文化交流館の社務所のようなところで、備えつけの短冊にお願いごとを書きました。
そして、本殿に飾られた竹に、くくり付けました。
白色の短冊が用意されていましたが、他の色がよければ、家で書いて持っていくのもいいのかもしれません。
現代風のハート型をした、金属製の短冊かざりもありました。


午後4時、いよいよ「七夕の神事」が、本殿(御社殿)内で始まりました。
無料で自由に本殿内に入ることができます。

宮司さまが、祝詞(のりと)の奏上の後、本殿の両側に飾られた竹の七夕飾りにところでお祓いを行います。
そして、4名の織姫さまが、そろって神様の前で舞を披露しました。
お参りに来た見学者の代表者にあわせて、皆で頭を下げ、最後は、お神酒(おみき)を頂いて終了となりました。
もちろん少しだけですが、とても おいしいお神酒でした。

神様の前には、野菜や果物などが、きれいに並べられ、お供えされていました。
それ以外にも、お供えされていたのかもしれませんが、そこまでは見えませんでした。
もちろん、生の雅楽演奏もありました。

外国人の見学者も、たくさんいましたね。
かなり雨が降っていましたが、宮司さまは、「織姫と彦星による、再び会えたことの うれし涙です。これは、お清めの雨でもあります。」とおっしゃっていました。
なかなか、素敵な雨でした。

◇あかり ちゃん


さて、このコラムの前編でも書きました、
私の本日のもうひとつの目的、七夕に「あかり」ちゃんとの再会です。

この雨のため、すっかり小屋の中に入りっぱなしでした。
「あかりちゃん」と声をかけましたが、小屋の外には、結局、出てきてくれませんでした。

でも、小屋の中から、こちらをチラッと見てくれましたので、それで十分です。
一応、七夕の再会は、果たせました。

あかりちゃんは、大きい声で何か言っていましたが、何と言っているのか、聞き取れませんでした。
でも元気そうでしたね。

お天気の良い日は、たいてい外にいると思いますよ。

あかりちゃんのお家

小屋の中からチラッ

写真の右側は、「あかりちゃんの交通安全のお守り」と、「水琴窟の音色がする珍しい鈴のお守り」です。


夕方、文化交流館で、 何かのイベントが、いよいよ始まりそうな雰囲気です。
私たちは、お守りと甘酒を買って、帰路につきました。

「あかりちゃん、また、次来るまで、元気でいてね。」


さて、このコラムの前編でも書きましたが、この神田明神のすぐ目の前には、「湯島聖堂」があります。
その湯島聖堂の横を通り、聖橋を渡って、JR「お茶の水駅」に向かいました。

下の写真は、聖橋の上から見た、「ニコライ堂」の緑色のドーム型の屋根です。


こんな、「七夕の日」の過ごし方も、たまには、いいものですね。

あたぼ~よ!


神田明神のサイト


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